読書はしご

読書雑多文。

「天文年鑑 2016」

天文年鑑2016年版

天文年鑑2016年版

天体観測のともに天文年鑑
天文部の頃は部で理科年表を毎年買ってたと記憶していますが、去年本屋さんで天文年鑑を手に取ってみたらこれが面白い!!

「毎月の空」でその月の見所を解説してるわけですが、なんというか長年の経験に裏打ちされた解説で読みごたえがあります。
注目すべき点は分かりやすく太字になってるし、便利。
更に「最近は自主旅行を企画して参加者集めなくても、日蝕観測ツアーがあって良い」というほろ苦コメントや、「なんか最近スーパームーンとか言うらしい。何かしら得した気持ちになる響きがある。…略…月を眺めるきっかけとしてはよいことなのかもしれない」と天文部の顧問の先生が話してそうなこと書いてあって、懐かしい気持ちが味わえる。

その他惑星のこよみや各種データあり、正直使いこなせませんが。
執筆陣も超豪華なのに、これで1,000円って安いよね。
天文ガイド毎月買うぐらいなら、これ1冊あればいいと思います。