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読書はしご

読書雑多文。

「仁義なき宅配」

ルポルタージュ

 

 

宅配便の現場に迫る本書。

通販等で誰もがお世話になる宅配便、物流に何が起きているのか。

誰だって送料無料がいい、でもなんで無料なの?無料のままで大丈夫なの?一度ならずふと思う疑問、本書で明らかになります。

 

Amazon 、佐川急便、日本郵政ヤマト運輸

Amazonは物流企業ではないけど、やはりAmazonが物流企業に与えた「送料無料」というインパクトは大きかったんですね。

また、佐川急便・ヤマト運輸の原点~現在に至るまで、各社のビジネスモデルの違いも大変勉強になりました。

そして各社の配送、仕分けセンターへの潜入が本当に素晴らしいと思います。

現場の辛さから見えてくるのは、安すぎる送料・高すぎるサービスにしわ寄せを受ける現場。

 

仁義なき宅配、というタイトル。

読む前は企業間の競争や企業のあり方に向けられたものだと思ったけど、最終的に仁義がないのは私たちエンドユーザーだと気付かされました。

「時間指定しておきながら不在の受取人にはペナルティ料を」と望む配達人の真っ当な主張が通る社会にすべき、とは思いますが。

運賃適正化を図りたくても、現実は競争がありすぐに改善されることはないと思います。

 

ただ、不在率と高さと再配達のコスト、これは改善できる点だと思います。

マンションでは当たり前になってる宅配ポストの簡易版を戸建・共同住宅向けに販売する、というのもアリじゃないですか?

あと再配達二回目以降はペナルティ料を徴収するのもいいと思います。

クロネコヤマトは会員サービスで、配達時間指定のない宅急便を事前告知・時間指定サービスがありますよね。

こういうサービスがもっと広がればいいと思います。

特に郵便局さん不便なんで、導入してほしい。