読書はしご

読書雑多文。

「文学少女と神に臨む作家」上・下


文学少女シリーズ、本シリーズの完結編。

前作「文学少女と月花を抱く水妖」伏線多過ぎて、少しげんなり。
今までの作品なんだったんだろう、と。
もっと前々から準備していて欲しかったかなー。
ミウの件は序盤から仕込んで仕込んで、どーんと真実をぶちまけていたのに。
ちょっと急拵えな印象が否めません。

まぁ…すごくわくわくさせて頂いたんですけどね。


でも、頼りない男、心葉くんが少し頼りある男になってて、感動しました。
あと高校生にしては、意外と金持ち?
印税なのかなぁ。
さすが売れっ子作家は違いますね。

遠子さん派だったので、満足かと言われればまぁまぁな結末でした。
サブストーリーもだいぶ冊数があるので、もうちょっと楽しませてもらおうと思います。