読書はしご

読書雑多文。

「女子会川柳 調子どう? あんたが聞くまで 絶好調」

サラリーマン川柳の女版。 女子会川柳 作者:シティリビング編集部 発売日: 2013/01/08 メディア: 単行本 上司をえぐったと思ったら、読み手のOLもえぐられた内容が多くて、痛み分けの内容なので男性の方も安心して読み進められる内容です。 カレよりも 課長…

「 [図解]海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる 」

簡潔に無駄なくまとめられており、見た目以上の内容で満足。 (個人的にブログタイトルに「」付けるから、タイトルに「」入るとどうすべきか悩んで空白を入れてしまって負けた気分) [図解]海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる …

「京都西陣なごみ植物店」

寒い日もありますが、だいぶ暖かくなってきたので植物の話を読みたくなりました。 京都西陣なごみ植物店 「紫式部の白いバラ」の謎 (PHP文芸文庫) 作者:仲町 六絵 発売日: 2017/05/02 メディア: 文庫 主人公の府立植物園新人職員・神苗ともに、プラントハン…

「ドクターぶたぶた」

安定のぶたぶたシリーズ。 ドクターぶたぶた (光文社文庫) 作者:存美, 矢崎 発売日: 2016/07/12 メディア: 文庫 癒し系のぶたぶたさんシリーズ。 しかし、いつもシェフだったり、カフェ営んだりのぶたぶたさんが遂にドクターに!…大丈夫なのか?と読者を不安…

「大人が魂消る 日本の古典 怪談・珍談奇聞」

江戸時代に編纂された「耳袋」や「甲子夜話」等から珍談奇聞のなかから、大人が楽しめる82篇を厳選したもの。 大人が魂消る日本の古典 怪談・珍談奇聞 作者:野火迅 発売日: 2010/08/19 メディア: 単行本 大人は、男女の間が一筋縄ではいかず、たがいの愛が深…

「海の家のぶたぶた」

矢崎存美さんのぶたぶたシリーズ、疲れたときに読むと大変心が癒されるので最近はまってます。 海の家のぶたぶた (光文社文庫) 作者:存美, 矢崎 発売日: 2017/07/11 メディア: 文庫 このぶたぶたシリーズ、シリーズではありますが続き物ではありません。ぶた…

「古代出雲を歩く」

古代出雲を歩く (岩波新書) 作者:平野 芳英 発売日: 2016/07/21 メディア: 新書 島根旅行前の学習本。 各地域ごとの神話等から神社仏閣を紹介していて、まさに神話の舞台が地域といった感じ。 地理が苦手なので、意宇(いう/おう)とか支豆支(きづき)とか読み…

「結婚式で本当にあった心温まる物語」

結婚式で本当にあった心温まる物語 (心温まる物語シリーズ) 作者:山坂 大輔 発売日: 2011/08/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) 2018年の西日本豪雨があり、仕事を通じて感じるものが多々あり、良縁に恵まれ昨年12月に結婚式をしました。 お互いの親族の…

「境内ではお静かに」

全体的には99点なのに、4話目がどうしても納得いかないので60点。 境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖 作者: 天祢涼 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2018/11/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 良くできたお話とい…

「わたしの好きなクリスマスの絵」

イタリアの老美術家フェデリコ・ゼーリが選ぶクリスマスの絵。 わたしの好きなクリスマスの絵 作者: フェデリコゼーリ,Federico Zeri,柱本元彦 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2013/11/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 選ぶというか、全て…

「夜の光」

アンソロジーから見つけた作家さん。 夜の光 (新潮文庫) 作者: 坂木司 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2011/08/28 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 2回 この商品を含むブログ (5件) を見る 任務を抱えて孤独な夜、これからも私は夜空を見上げるだろう…

「消費低迷と日本経済」

一部同意、一部もやもや。 データから導く流れはなかなかなのに、データ以外で断言される内容がところどころ怪しくて最終的にはお勧めできない出来上がり。 成熟社会となってる日本経済は黄金を求めて触るもの全てを黄金としてしまうミダス王に擬えるのは上…

「武者無類ー月岡芳年の武者絵」

以前見た浮世絵展から気になっててた、力強い武者姿の一枚絵。 かつて日本には歴史上の人物の勇壮な姿を楽しむ文化があったんだなぁと興味を持っていたところに本書発見。 浮世絵というと役者絵とか美人画、景色を題材にしたものもありますけど、この武者絵…

「坂本司リクエスト! 和菓子のアンソロジー」

一度図書館で借りたのに全く読めず、数年経ってまた借り直した本。 お題系アンソロジーとはかくあるべし!といっても良いほど、良作しかない一冊。 もちろん読了後には和菓子を頂きたくなるため、深夜に読むのはお勧めしない。 和菓子のアンソロジー (光文社…

「二十の悪夢 角川ホラー文庫創刊20周年記念アンソロジー」

ハヤカワが一番アンソロのレベルが高いと思うのだけど、角川もなかなかレベル高いよなぁと感じられるアンソロジー。 二十の悪夢 角川ホラー文庫創刊20周年記念アンソロジー 作者: 岩井志麻子,小林泰三,朱川湊人,平山夢明,藤木稟,恒川光太郎 出版社/メーカー:…

「12星座小説集」

「 星座をキーワードにアンソロジーかぁ。面白そう」って思って手に取った人を後悔させるには十分すぎるほど、良い作品がない。 星と消えそうな本を出版した講談社はなかなか勇気がある。 12星座小説集 (講談社文庫) 作者: 橋本治,原田ひ香,石田千,佐伯一麦,…

「日本SF短篇50 II: 日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー」

ラスト2冊目。 日本SF短篇50 II (日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー) 作者: 山野浩一,眉村卓,矢野徹,小松左京,横田順彌,夢枕獏,神林長平,梶尾真治,新井素子,大原まり子,日本SF作家クラブ 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/04/10 メディア: …

「万能鑑定士Qの推理劇 II」

今回の鑑定品は古本。 万能鑑定士Qの推理劇 II 作者: 松岡圭祐 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2012/09/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る お店を大事にする莉子がまさかの閉店、オークショニアとして転職するのはまさかの展…

「美しい日本のくせ字」

え?汚くて読み辛い? いいえ、あなたのくせ字が大好きなんです! 美しい日本のくせ字 作者: 井原奈津子 出版社/メーカー: パイインターナショナル 発売日: 2017/05/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 小学生の時に宿…

「日本SF短篇50 III: 日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー」

Ⅴ→Ⅰへ、逆から読んでます。中間点に到達。 日本SF短篇50 III: 日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー (ハヤカワ文庫JA) 作者: 日本SF作家クラブ 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/06/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (11件) を見る 一…

「営繕かるかや」

待ちに待った十二国記ではありませんが、小野主上の新作!! 営繕かるかや怪異譚 作者: 小野不由美 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/12/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (22件) を見る BGMは蟲師のサントラをおすすめします。

「万能鑑定士の事件簿ⅩⅡ」

事件簿シリーズ最終巻、この表紙に驚いた読者多数。 万能鑑定士Qの事件簿 XII 「万能鑑定士Q」シリーズ (角川文庫) 作者: 松岡圭祐 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2012/09/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 太陽の塔を鑑定…

「万能鑑定士Qの推理劇Ⅰ」

シリーズ変わって、事件簿から推理劇へ。 万能鑑定士Qの推理劇I (角川文庫) 作者: 松岡圭祐 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2011/12/22 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (15件) を見る 事件…

「キッチン・ルール―台所の法則」

家族のキッチンでの振る舞いがなってない、とお思いの方に解決の一冊です。 キッチン・ルール―台所の法則 作者: 小林カツ代,川口澄子 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 2005/11/01 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (19件…

「鼻の上人」

てっきり芥川龍之介の「鼻」のオマージュした独立した作品かと思ったら、陰陽師シリーズだった。 陰陽師 鼻の上人 作者: 夢枕獏,村上豊 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/09/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 表紙をよく見たら…

「ともだち同盟」

落涙戦争を思い出しながら図書館で借りたら、サイコホラーな内容で夏にぴったり…。 ともだち同盟 作者: 森田 季節 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2010/06/26 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 238回 この商品を含むブ…

「万能鑑定士Qの事件簿 XI」

やらない善よりやる偽善、と考えると犯人側に立ってしまう。 個人的には、この犯人を裁くべきか否や。悩ましい一作となりました。 万能鑑定士Qの事件簿 XI 「万能鑑定士Q」シリーズ (角川文庫) 作者: 松岡圭祐 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日:…

「日本SF短篇50 IV 1993-2002 日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー」

前半は引き込まれたけど、後半は実験的な作品が多くてⅤと異なり傑作集ではなかった。 巻末解説に「SFクズ論争」とあるが、冬の時代だった影響だろうか。 日本SF短篇50 IV 1993-2002―日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー (ハヤカワ文庫 JA) 作者: …

「金魚のおつかい」

ポッドキャストの朗読から。 基本的には本の読書感想しか載せないつもりなのですが、今回は金魚のあまりの可愛さゆえ特別に。 http://kikudorabungak.main.jp/archives/1791与謝野晶子「金魚のお使い」 | きくドラ 与謝野晶子はただいま源氏物語を青空文庫で…

「素浪人横丁 人情時代小説傑作選」

あてどない暮らしの中で、人情を感じたいときに。 素浪人横丁―人情時代小説傑作選 (新潮文庫) 作者: 池波正太郎,滝口康彦,峰隆一郎,山手樹一郎,山本周五郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2009/06/27 メディア: 文庫 クリック: 2回 この商品を含むブログ (…