読書はしご

読書雑多文。

「 NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2015年 11月号 」

読み終わって気付いた。
今回、全部気候変動関連やん!

表紙見たら、「まるごと一冊気候変動大特集 地球を冷ませ!」。

ドイツの人たちには「森の民」という自負があり、太陽発電が進んでいるというのは初めて知った。
東日本大震災を契機に国内に生まれた高揚感「アウフブルフシュティムング」。
言いづらい。
いわば「気心知れた仲間と長距離のハイキングに出かけるときに抱く旅立ちの喜び」。
ナショジオによって真面目なイメージのドイツ人に森好きなイメージが否応なく植え付けられた気がする。

あと興味深い、というか良い流れだと思っていた発展途上国における太陽光発電による経済的効果について非常に詳しい記事が読めて、よかった。
小さいソーラーユニットのレンタル料40円/1日。
1日の稼ぎが240円。
決して少なくはない。けど、供給されない、もしくは不安定な電気インフラに比べると負担をしてでも使いたい電気なんだろうなぁ。

すでに世界の人口の半数が都会に住んでいる、そしてこれからもどんどん増えていく。
熱中症状態の地球を冷やしつつ持続的に人類は生きにゃならん。
生きたいなら対策しなくちゃ、仕方ないよね。