「古代出雲を歩く」
島根旅行前の学習本。
各地域ごとの神話等から神社仏閣を紹介していて、まさに神話の舞台が地域といった感じ。
地理が苦手なので、意宇(いう/おう)とか支豆支(きづき)とか読みづらい地名が多くて読み進めるのに苦労しました。
不勉強で初めて知ったのですが、風土記に記載ある「折絶(おりたえ)」という言葉(概念)は面白い。
地形からリンクする文化の境界?という意味合いでしょうか。
非常に興味深かったです。
博物館の副館長さんが執筆されているので、読み物としては若干読みづらいです。
ただ、執筆者が地元出身で地元感があるのと、最終章で荒神谷移籍発掘時のエピソードは大変興味深かったです。
出雲についてはこれからも新しい発見がありそうで、楽しみですね。