読書はしご

読書雑多文。

2018-01-01から1年間の記事一覧

「夜の光」

アンソロジーから見つけた作家さん。 夜の光 (新潮文庫) 作者: 坂木司 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2011/08/28 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 2回 この商品を含むブログ (5件) を見る 任務を抱えて孤独な夜、これからも私は夜空を見上げるだろう…

「消費低迷と日本経済」

一部同意、一部もやもや。 データから導く流れはなかなかなのに、データ以外で断言される内容がところどころ怪しくて最終的にはお勧めできない出来上がり。 成熟社会となってる日本経済は黄金を求めて触るもの全てを黄金としてしまうミダス王に擬えるのは上…

「武者無類ー月岡芳年の武者絵」

以前見た浮世絵展から気になっててた、力強い武者姿の一枚絵。 かつて日本には歴史上の人物の勇壮な姿を楽しむ文化があったんだなぁと興味を持っていたところに本書発見。 浮世絵というと役者絵とか美人画、景色を題材にしたものもありますけど、この武者絵…

「坂本司リクエスト! 和菓子のアンソロジー」

一度図書館で借りたのに全く読めず、数年経ってまた借り直した本。 お題系アンソロジーとはかくあるべし!といっても良いほど、良作しかない一冊。 もちろん読了後には和菓子を頂きたくなるため、深夜に読むのはお勧めしない。 和菓子のアンソロジー (光文社…

「二十の悪夢 角川ホラー文庫創刊20周年記念アンソロジー」

ハヤカワが一番アンソロのレベルが高いと思うのだけど、角川もなかなかレベル高いよなぁと感じられるアンソロジー。 二十の悪夢 角川ホラー文庫創刊20周年記念アンソロジー 作者: 岩井志麻子,小林泰三,朱川湊人,平山夢明,藤木稟,恒川光太郎 出版社/メーカー:…

「12星座小説集」

「 星座をキーワードにアンソロジーかぁ。面白そう」って思って手に取った人を後悔させるには十分すぎるほど、良い作品がない。 星と消えそうな本を出版した講談社はなかなか勇気がある。 12星座小説集 (講談社文庫) 作者: 橋本治,原田ひ香,石田千,佐伯一麦,…

「日本SF短篇50 II: 日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー」

ラスト2冊目。 日本SF短篇50 II (日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー) 作者: 山野浩一,眉村卓,矢野徹,小松左京,横田順彌,夢枕獏,神林長平,梶尾真治,新井素子,大原まり子,日本SF作家クラブ 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/04/10 メディア: …

「万能鑑定士Qの推理劇 II」

今回の鑑定品は古本。 万能鑑定士Qの推理劇 II 作者: 松岡圭祐 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2012/09/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る お店を大事にする莉子がまさかの閉店、オークショニアとして転職するのはまさかの展…